ミサンガ

作:お餅

久しぶりにミサンガという物を思い出して、「懐かしいねぇ」なんて話していた。

私も中学生の頃、先生に見つかって怒られないように、足首にミサンガをつけていたことを思い出した。

あのミサンガはいつ頃切れたのか、願いは叶ったのか

そんなことを思い出そうとしていたけれど、何も思い出せない

けれど、きっとそれは叶わなかったのだろうなと思う

どのようなものであれ、夢が叶ったのなら、きっと私の人生は良いものになっていたはずだ

そんなことを思いながら、また、ちょっとだけミサンガをつけてみたくもなっていた

次は叶うといいな